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ヤッホー×アマゾン/戦略商品投入で、ネットのクラフトビール販売加速

2014年12月01日 / 商品

ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)とアマゾンジャパンが共同開発したクラフトビールの記者発表会が、12月1日に都内で開催された。

<発表会で「月面画報」イメージキャラに扮するヤッホーブルーイングの井手直行社長(左)と、アマゾンジャパンの前田宏バイスプレジデント兼消費財事業本部本部長(右)>
発表会で「月面画報」イメージキャラに扮するヤッホーブルーイングの井手直行社長と、アマゾンジャパンの前田宏バイスプレジデント兼消費財事業本部本部長

両社が開発したのは、ベルジャンペールエールタイプのビール「月面画報」。

フルーティなアロマと、アメリカンホップの芳純で華やかな香りが特徴だ。

<「月面画報」>
「月面画報」

国内では、ビールの売上高が年々減少傾向にあるが、品質やオリジナリティなどにこだわったクラフトビールは、30~40代を中心に支持を集め、じわじわと市場が拡大している。

アマゾンジャパンは4月に、通販サイト「アマゾン」で、直販での酒類取り扱いを開始。酒類を扱う「お酒ストア」は、15万種類以上の品ぞろえからなる日本最大級の酒類ショップとなった。

同社によると、同ショップの2014年年間販売ランキングでは、1位の「アサヒ スーパードライ360ml×24缶」、2位の「霧島酒造 赤霧島 25度 900ml」に次いで、ヤッホーのフラグシップビールである「よなよなエール 350ml」などの4種つめ合わせセットが3位にランクインした。

「アマゾン」の14年検索ワード数で比較すると、「ビール」が微増から横ばい傾向にあるのに対し、「クラフトビール」は激増中で、「ビール」を大きく引き離している。

こうした状況下、両社は「ネットにおけるクラフトビール販売を加速させる戦略商品」(ヤッホーブルーイングの井手直行社長)として、初めての「アマゾン」限定ビール「月面画報」を展開する。

すでに11月25日に予約販売を開始しており、12月2日に発売する。「アマゾン」において、「お酒」カテゴリの「ベストセラー」検索をすると、すでに第1位に「月面画報 350ml×8本」がランクインしている(12月1日午後8時現在)。

■商品概要
ビアスタイル:ベルジャンペールエール
アルコール度数:5.5%
容量:350ml
原材料:麦芽(100%)、ホップ
価格:
1ケース24缶入り 6912円(税込)(1缶288円×24本)
1ケース8缶入り 2695円(税込)(1缶337円×8本)

■ブランドサイト
http://yohobrewing.com/getsumengaho/

■Amazonページ
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PADLC2W

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