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三菱電機/酒類小売業向け販売管理システム発売

2010年01月07日 / IT・システム

三菱電機は1月12日から、酒類小売業向け販売管理システム「酒Do楽(さけどうらく)2010」を発売する。

一般酒販店の販売業務を支援する「Mr.お酒屋さん」シリーズ「酒Do楽(さけどうらく)」の新製品。機能強化と低価格化を両立した。

製造・販売・保守は、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)が担当する。

三菱電機は、過去25年間にわたって酒類販売業向け販売管理システムに取り組んでおり、酒類卸売業から業務用酒販店、酒類小売店まで、累計1万8000式以上の導入実績がある。2003年12月から発売している「酒Do楽」は、酒類小売業に必要とされる機能をパッケージとしてまとめ、年中無休のコールサポートまでオールインワンに提供し、ユーザーからの高い評価を得ている。

酒類販売業では、一般的な販売管理業務のほかに、酒税報告書をはじめとした業界特有の酒税関連帳票の作成が必要となっている。規制緩和により競争が激化し、経済情勢の悪化もあって、営業支援機能の拡充と費用対効果の向上が求められている。営業支援機能を強化するとともに、販売価格を低減した酒類小売業向け販売管理システムの新製品を発売し、市場ニーズに対応する。

新システムは、新機能の搭載により、営業支援機能を強化した。料飲店などの大口得意先への営業支援機能として、一定期間注文が途絶えている得意先をメニュー画面にアラーム表示。該当得意先リストを出力する営業勧告機能を搭載した。従来から標準搭載している得意先記念日管理機能が表示する開店記念日やイベントと合わせ、得意先との関係を密にできる。

店頭POSレジをバックヤードPCと連携させ、高度利用を促進(オプション機能)する。店頭にいながらPOSレジ端末からバックヤードPC(基幹システム)に蓄積されている情報を取得して表示するナビゲーション機能をオプションに追加。第一弾として、会員カードの読み込みに連動して過去の購買情報を表示し、来店客への助言や提案をしやすくする機能を提供する。今後は、在庫情報や売れ筋商品情報との連動など、顧客満足度向上とリピート率向上を支援する店頭POSレジ端末とバックヤードPCとの連携を拡充させていく。

従来製品比で、本体販売価格を約20%低減した。

問い合わせ
三菱電機インフォメーションシステムズ
第四事業本部  
流通・ネットワーク営業部 流通システム営業第一課
TEL03-5445-7765
mr-osakayasan@mdis.co.jp

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