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中川研究所/動線調査システムを開発

2008年09月25日 / IT・システム

可視光通信の研究・開発を行う中川研究所は9月24日、可視光通信技術を利用した新・動線調査システムを開発したと発表した。現在、オリンピック長原店(東京都大田区)で運用試験を行ってる。

新・動線調査システムは、店舗の天井部・床部に着脱自在な発信装置を設置、カートに装着した受信機で、店内62か所の位置情報を確実に取得し、データベース化するシステムとして開発された。取得するデータの活用で、時系列毎の消費者の動線や滞在時間、特定地点の通過率も抽出できるという。このため、このシステムで得たデータをデータベース化し、売り場レイアウトの改善、改善後の評価が可能になる。

また、2009年の薬事法改正に関連し、スーパーが2009年度以降新設する薬品売り場の配置などにも判断材料として活用できる。このシステムは、人の行動や物の動きを解析するシステムとして、小売業の調査だけでなく他の分野でも応用が可能だという。

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