流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





富士通/量販店向けPOSシステムを開発

2009年05月11日 / IT・システム

富士通と富士通フロンテックは5月11日、食品スーパーなどの量販店向けにPOSシステム「TeamStore/M」を開発、同日に発売すると発表した。

TeamStore/Mは今月中旬より出荷を開始し、今後3年間で1万4000台の売上を目指す。販売価格はOS基本ソフトウェア、POSハードウェア(POSターミナル、ドロア、電子多項目キーボード・固定スキャナセット)を含め180万円から。

TeamStore/Mは、パートやアルバイトが初めてPOSを操作する場面を想定し、必要な情報を分かりやすいデザインで大きく見やすく表示し、POSシステムの操作性を向上させた。次の操作を案内するガイダンス表示機能を搭載し、使用頻度の高いボタンを画面の最下部に集め、ワンタッチ操作ができるようにした。

また、消費・賞味期限切れ情報が埋め込まれたGS1データバーを活用することで、POSでの精算に期限チェックができる。来店客に誤って期限切れの商品を売ることが無くなり、安心・安全なショッピング環境が提供できるという。

さらにネットワーク機能で複数の店舗のPOSデータなどを1か所で管理でき、従来店舗ごとに設置していたPOS管理サーバを本部に集約してデータを一元管理できる。

このため電力消費量や設置スペースを削減でき、POS管理サーバを各店舗に1台ごと設置し、30店舗で合計30台のサーバを管理している量販店の場合、本部設置サーバを6台に集約でき、サーバなどの電力やオフィススペースなどの削減を含めCO2排出量を30.4%削減できるという。

問い合わせ
富士通
流通ビジネス本部 ビジネス推進統括部 リテイルビジネス企画部
TEL.03-6252-2649(直通)

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧