流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





日本自動販売協会ほか/電子マネー対応の自動販売機を10月から設置開始

2008年09月29日 / IT・システム

日本自動販売協会は9月24日、複数の電子マネー対応の自動販売機を10月1日から全国に設置すると発表した。加盟企業内の有志企業でスタートした、JAMA電子マネー化共同プロジェクトの一環で、エム・ピー・ソリューション、日本電気、サンデンと共同で実施する。2008年春よりフィールドトライアルを開始し、信頼性・実用性が検証できたとして全国展開に踏み切るもの。

今回のプロジェクトは、全体の企画、運用面でエム・ピー・ソリューションが最大8種類のFeliCa対応の電子マネーを同時に搭載可能なFeliCaリーダライタを担当、このほかの役務分担は、自動販売機と各電子マネー事業者を結ぶ後方センターの構築・運用を日本電気、機器類の自動販売機適用に向けた開発・供給をサンデンが担当。これらの機器類では、自動販売機単位で電子マネーを自由に選択できるようにしている。

現在、プロジェクト参加企業の管理する自動販売機の合計は約130万台。2010年度末までに参加企業全体で約50万台の複数の電子マネーに対応した自動販売機の設置を目指す。プロジェクトでは、参加企業はエム・ピー・ソリューションを通じ、各電子マネー企業と一括契約を行う必要がある。10月の段階で、iD)、Edy、ビザタッチ(スマートプラスの3種類が利用可能となっており、現在対応していない電子マネーも電子マネー運用会社の希望に応じ、利用可能にしていく。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧