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ビットワレット、KDDI、DNP/次世代電子マネーシステムを共同開発

2012年03月06日 / IT・システム

ビットワレットとKDDI、大日本印刷は3月6日、3社共同で近距離無線通信技術NFCのTypeAプロトコルを用いたサーバー管理型電子マネーシステムのプロトタイプを開発したと発表した。

プロトタイプシステムは、NFCの次世代電子マネーシステムの研究の一環として開発され、NFC機能搭載のスマートフォンやTypeAカードの非接触IC決済サービスに関する技術検証を3社共同で行なった。

検証では、プロトタイプシステムが、今後世界各国で普及が見込まれるNFC機能搭載のスマーフォンへの実装が可能であることを確認した。

このため、日本と比較して発展途上段階にある海外での電子マネーサービスの普及に弾みがつくものと見ている。

基盤となる電子マネーシステムをサーバー管理型とすることで、加盟店に設置される端末のコスト削減や運用負担を軽減できることを確認した。

お客に対してはリアルタイムで購買に応じたポイント提供に加え、利用者層に合わせたクーポンの発行などが迅速に対応できるようになり、利便性が向上するという。

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