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NEC/流通業向け新型POS、Webターミナル開発

2009年02月26日 / IT・システム

日本電気とNECインフロンティアは2月26日、流通・サービス業向けにPOS「ツインポス5500シーアイ」、Webターミナル「タッチアイエフエックス」を開発したと発表した。

ツインポス5500シーアイは回転式キーボードを搭載し、ディスプレイやキーボード、レシートプリンタを一体化した構造。タッチアイエフエックスは、Bluetoothなどの無線機能を搭載し、効率的な商品発注や在庫管理を支援する。価格はツインポス5500シーアイが75万3000円、タッチアイエフエックスがオープンプライス。ツインポス5500シーアイは5月、タッチアイエフエックスは6月からの出荷を予定している。

ツインポス5500シーアイは、主にコンビニエンスストアや家電量販店などの専門店を中心に今後3年間で4万システムの販売を目指す。タッチアイエフエックスはは、流通業や大型倉庫を有する製造業など向けに、3年間で3万台を売り上げる。

ツインポス5500シーアイは、ディスプレイやキーボード、レシートプリンタなど必須機能を一体化し省スペース化を図った。通常レシートサイズ(レシート幅58mm)のレシートプリンタと、高級専門店やブティックなどでニーズの高いレシート幅80mmのレシートプリンタの選択が可能。また大手コンビニエンスストアで採用実績のある回転式キーボードを採用し、商品の登録(スキャン)から袋詰め、売上登録までの一連の会計業務を、店員が移動せず行える。

タッチアイエフエックスは、インテル・Embedded超低電圧版プロセッサを搭載。従来比で処理速度を約1.5倍、バッテリ駆動時間が約1.8倍に向上し、Bluetooth対応機能を標準装備している。これでモバイルプリンタやバーコードスキャナなど周辺機器と接続でき、在庫確認と同時に発注書をプリントアウトしたり、商品をスキャンしながら在庫情報を入力するなどの作業が効率化され、倉庫での出荷・荷受作業、イベント会場でのデータ検索・入力業務にも利用できる。

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