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イオンリテール/11月の売上高9%減

2009年12月11日 / 月次

イオンリテールが12月11日に発表した11月(10月21日-11月20日)の営業概況によると、全店売上高は1290億円(前年同月比9.0%減)となった。

売上状況は、同日対比売上高が9.0%減、同曜対比売上高は8.3%減とともに減少した。来客数は同日対比が0.6%減、同曜対比は0.2%増となり、客単価は同日対比、同曜対比ともに8.5%減となった。

既存店実績では、同日対比売上高が8.5%減、同曜対比は7.8%減。来客数は同日対比が1.8%減、同曜対比は0.9%減で推移し、客単価は同日対比、同曜対比ともに6.9%減で推移した。店舗数の推移では、まいばすけっと中川駅店などまいばすけっとを中心に16店舗を出店。閉店は見られず月末店舗数はGMS250店舗、SM72店舗、その他148店舗の計470店舗となった。

商品部門別の売上高伸び率では衣料が10.4%減、食品7.8%減、住居余暇9.8%減となった。業態別伸び率ではGMSが8.3%減、SMが22.7%減だった。

11月は、お歳暮、クリスマスケーキ、おせち料理の予約販売を開始し、暖房器具や寝具などの「うちエコ」関連商品の品揃えの拡大、鍋料理関連商品の販売を強化した。販売面は雇用環境や天候の影響で低調に推移したが、機能性肌着の「トップバリュ ヒートファクト」が好調で、トップバリュ全体でも前年を上回る売上となった。また、19日解禁のボージョレ・ヌーボーで低価格商品、コンクール金賞受賞商品などを揃え、売上高、販売数ともに前年を大幅に上回った。販売数は前年の2倍を記録した。

荒利益率は、住居余暇では前年から改善したが、食品は前年並み。衣料は前年実績割れをとなったが、前月度からは減少幅が改善した。販管費は既存比91.8%だった。

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