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イオンリテール/6月の来客数4.2%増も売上高5.0%減

2009年07月14日 / 決算

イオンリテールが7月14日に発表した6月(5月21日-6月20日)の営業概況によると、全店売上高は1360億円(前年同月比5.0%減)となった。

5月の売上状況は、同日対前年同月比売上高が5.0%減、同曜対前年同月比売上高は6.6%減となった。来客数は同日対比が4.2%増、同曜対比は2.9%増と増加。客単価は同日対比が8.8%減、同曜対比は9.3%減となった。

既存店実績では、同日対比売上高が4.9%減、同曜対比は6.5%減。来客数は同日対比が2.1%増、同曜対比は0.8%増。客単価は同日対比が6.9%減、同曜対比が7.3%減となった。

店舗状況はジャスコ土浦店、まいばすけっと生麦店など9店舗を出店し、閉店は見られず月末店舗数はGMS251店舗、SM81店舗、その他104店舗の計436店舗となった。

商品部門別の売上状況は父の日ギフト、浴衣や水着、梅雨対策商品などの品揃えを拡大し、節約志向に対応した食事メニュー、節約とエコを両立する商品提案などを充実させた。またGMSの収益力改善に向けた取組として住居余暇の品揃え、価格帯を一新。商品を選びやすい売場づくりも行った。

プライベートブランド「トップバリュ」では、価格競争力の高い「ベストプライス by トップバリュ」の新商品を衣・食・住それぞれで順次発売し、引き続き好調に推移。買上点数、来客数は住居余暇で前年比で伸長し、継続して実施している価格引き下げが好評なため全体でも前年を上回った。荒利益率は前年を下回り、販管費は既存比92.6%となった。

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