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イオンリテール/7月の売上6%減

2009年08月11日 / 月次

イオンリテールが8月11日に発表した7月(6月21日-7月20日)の営業概況によると、全店売上高は1433億円(前年同月比6.0%減)となった。

7月度の売上状況は、同日対前年同月比売上高、同曜対前年同月比売上高ともに6.0%減となった。来客数は同日対比が3.2%増、同曜対比は3.0%増と増加。客単価は同日対比が8.9%減、同曜対比は8.7%減となった。

既存店実績では、同日対比売上高、同曜対比ともに5.5%減。来客数は同日対比が1.1%増、同曜対比は0.9%増。客単価は同日対比が6.5%減、同曜対比が6.4%減となった。

商品部門別の売上は、衣料品が10.7%減、食品3.3%減、住居余暇6.1%減。店舗業態別の売上は、GMS3.8 %減、SM22.4%減(既存店では7.7%増)だった。

店舗状況はマックスバリュエクスプレス北烏山店や、まいばすけっと日進店など13店舗を出店し、閉店はなかった。月末店舗数はGMS251店舗、SM82店舗、その他116店舗の計449店舗となった。

7月度は、お中元や、浴衣、水着などの販売を強化するとともに、夏休みの帰省準備やレジャー関連商品の品ぞろえを拡大した。全国の100以上の店舗で、「安い・たのしい・おいしい・うれしい・おもしろい」の5つの感動を届ける「ファイブスターバーゲン」を、イオンのショッピングセンター一体となって実施した。

月度はじめにあたる6月下旬は、気温が高めに推移したこともあり、夏物商材が売上を伸ばしたが、7月に入ってからは、不安定な天候の影響を受けて伸び悩んだ。イオンのプライベートブランド「トップバリュ」については、「吸汗速乾」、「接触冷感」などの機能を追求したインナー「トップバリュクーリッシュファクト」が好調に推移するなど、引き続き堅調に売上を伸ばした。

全体の買上点数、客数は、品ぞろえの改善や買いやすい価格帯の設定などの売場改革の実行や、購買頻度の高い商品を中心とした価格の引き下げが支持されるなど、前年を上回った。

荒利益率は、前年を下回ったが、前月比較での低下幅は、食品、住居余暇で縮小し、全体でも低下幅は縮小した。販管費は、既存比6.2%減となった。

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