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良品計画/11月の売上5.6%減

2009年12月03日 / 月次

良品計画(2009年2月期売上高:1637億円)が12月2日に発表した11月の月次概況によると、全社売上高は前年同月比5.6%減、直営店既存店は10.2%減となった。

部門別では、直営既存店の衣服・雑貨は14.2%減、直営全店は5.7%減。直営既存店の生活雑貨は8.9%減、直営全店は0.5%減。直営既存店の食品は1.5%増、直営全店は11.8%増となった。

来客数は直営既存店が5.3%減、客単価が5.2%減。直営全店は来客数が3.9%増、客単価は5.4%減だった。11月の国内の出店は見られなかった。

11月は昨年と比べ価格プロモーションの期間を短縮したこと、重衣料、暖房関連の商材の苦戦で、全体では伸び悩んだ一方、食品等の頻度の高い商品は堅調に推移し、客単価の低迷が顕著となった。部門別の動向では、衣服・雑貨で重衣料、マフラーや手袋など防寒小物を中心に苦戦。テレビコマーシャルで紹介したタートルネックセーター、ぬくもりインナーは好調に推移した。

生活雑貨では、こたつや加湿器、湯たんぽなどの季節商品が苦戦。主にファブリックスとエレクトロニクスが厳しい推移となった。テレビCMで紹介したスタッキングシェルフは、汎用性の高さが支持され好調で、食品ではレトルト商品やクリスマス関連の製菓材料などが好調だった。

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