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6月の米小売売上高/前年比3.8%減

2009年08月03日 / 月次海外

米商務省が発表した6月の米国の小売売上高は、消費者心理の冷え込みを反映し、5月比(季節調整後)では0.6%増となったものの、前年同月比(季節調整前)では7.8%減となった。

スポーツ用品、ホビー、書籍、音楽ソフトの店舗の小売売上高は、5月比(調整後)で0.9%増、前年同月比(調整前)で0.2%減。家電製品の店舗の小売売上高は、5月比(調整後)で0.9%増、前年同月比(調整前)では10.2%減となった。

健康関連用品の店舗の小売売上高は、5月比(調整後)で0.3%減、前年同月比(調整前)で3.7%増。衣料関連の店舗の小売売上高は、5月比(調整後)で横ばい、前年同月比(調整前)で6.2%減となった。

全米小売業協会(NRF)のエコノミストは「経済回復の兆しは見えてきているが、消費者が消費行動を活発化させるまでにはなお数カ月程度かかる。高い失業率やその他の不安定要因が、今四半期を通じて、消費者心理に影響を与え続けるだろう」とみている。(翻訳)

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