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日本生協連/9月の消費支出は4.8%増の41万332円

2010年12月16日 / 月次

日本生活協同組合連合会は12月14日、全国55生協(1840世帯)の家計簿モニターのデータである9月の生計費調査報告を発表した。
「収入」は全世帯平均で47万5115円(前年同月比3.3%増)と前年を上回った。60代以上の「その他の収入」が約24万円となり、前年の倍以上の金額。退職金の受け取りが数世帯あり、全体の収入を上げた。
「消費支出」は全世帯平均で41万332円(4.8%増)となった。「家賃地代」が7万8417円(25.2%増)だった。30代と60代以上で金額の大きいマンション購入、住宅リフォームでの支出がみられた。
「住居費その他」は(9.5%増)となり、住宅エコポイント、家電エコポイントの影響もみられた。
「水・光熱費」は(14.0%増)で、先月に続き、猛暑で消費電力が増えた影響がみられた。「被服費」は9.2%減となった。「教育費」は3.4%増と、6か月ぶりに前年を上回った。大学の後期の授業料などで、50代での支出が多くなっている。
「職業・主婦費」は2.6%増で、たばこ税アップ前の駆け込み購入の影響も見られる。「食費」は6万3147円(2.4%減)となった。
「非消費支出」は全世帯平均で12万5816円(0.0%)。「税金」は全世帯平均で3.3%減となった。「住民税(夫)」が4.5%減と、4か月連続で前年を下回った。
「社会保険」は全世帯平均で1.9%増。「健康保険(夫)」が4.5%増と、8か月連続で前年を上回った。「私的保険」は全世帯平均で0.9%増だった。

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