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イオン/3月の連結売上高0.1%増の3671億円

2011年04月27日 / 月次

イオン(2011年2月期売上高:5兆965億円)が4月27日に発表した3月度の連結営業概況によると、売上高は3671億円(前年同月比0.1%増)となった。

■主な連結会社の月次売上高の前年同月比は下表の通り。
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3月度は、新学期や新生活関連商品、花粉症対策商品の拡販に努めた。

11日に発生した東日本大震災後は、被災エリアへ生活必需品の供給を行なうため、物流網や商品調達ルートの構築に努め、営業の再開に尽力した。

GMS事業、SM事業、戦略的小型店事業は、防災用品や備蓄用の食品等、震災対策商品など必要とされる商品の提供に努め、好調に推移した。

また、グループ小売店舗と連携したカード会員対象の販促企画の実施により、クレジットカードや電子マネーの利用が堅調に進んだ総合金融事業、中国事業、アセアン事業も好調だった。

なお、イオンリテールでは、非被災エリアにおける既存店売上高は前年を上回って推移し、被災エリアにおいても震災発生までの同売上高が前年を上回り、震災後の動向を加えた同社の当月度の既存店売上高前期比は1.8%減となった。

イオンクレジットサービスはカードショッピング9.4%増、カードキャッシング39.2%減だった。

GMS3店を開店、SM5店を開店、2店を閉店したため、月末店舗数はGMS590店舗、SM1311店舗となった。

WAONの月末の累計発行枚数は約1870万枚、月間決済金額は約756億円、月間決済平均単価は約1730円で、利用可能箇所は約10万3000か所となった。

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