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通信販売/2010年度売上は0.9%減の1兆4840億円

2011年06月14日 / トピックス月次

日本通信販売協会は、2010年度売上高月次調査結果を発表し、2010年度の売上高は対象129社計で1兆4840億7800万円(前年同期比0.9%減)となった。
上半期は1.1%と減少、下半期は、概ねプラスで推移していたものの、3月の震災の影響から0.7%減という結果となった。
商品分類別にみると、「衣料品」「家庭用品」の上半期は前年を下回る月が多くみられたが、11月から震災前の2月までは前年比プラスで推移した。
「雑貨」はテレビショッピングで扱われる商品が多く含まれる分野であり、月によって増減差が激しいが、全体結果では0.5%減とほぼ前年並の水準となった。内訳は、化粧品が6月度を除いた全ての月次で前年割れを記録するなど、減少傾向のみられる分野もある。
健康食品を除いた食料品分野は3月度を除く全ての月で増加し、分類別では5.8%増と、最も高い伸び率を示した。同分野は売上構成比でみると全体の4.6%と1割に満たないものの、市場の拡大がうかがえる。
■「2010年度売上高月次調査」結果の総括http://www.jadma.org/pdf/report/2010/2010soukatsu_open.pdf

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