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日本百貨店協会/1月の売上1.1%減の5526億円

2012年02月20日 / 月次

日本百貨店協会が2月20日に発表した1月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象86社・254店舗)の売上総額は約5526億円(前年同月比1.1%減)となり、2か月ぶりにマイナスとなった。

2か月ぶりの前年同月比マイナスだが、減少幅は1%台とほぼ前年並みに推移した。1月は、昨年暮から続く季節需要の盛り上がりを受けて、正月恒例の福袋や初売り、クリアランスセールが好調に推移し、月前半の商戦は前年を上回る勢いでスタートした。

後半からは日本海側を中心とした記録的な降雪のほか、太平洋側の各地も例年にない寒気に見舞われるなど天候不順が影響して、入店客数・売上高とも若干の減速傾向が見られた。

地区別では、札幌、仙台、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、福岡の10都市売上動向は1.4%減で2か月ぶりのマイナス。

北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の地区別売上動向は0.4%減で2か月ぶりのマイナスとなった。

衣料品・身のまわり品・雑貨・家庭用品・食料品の主要5品目では、2か月ぶりに全品目がマイナスとなった。

紳士服・洋品、子供服・洋品が2か月連続、美術・宝飾・貴金属が3か月連続、惣菜が9か月連続のプラスとなった。

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