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三陽商会/1月はプロパー、セール共に好調

2014年02月10日 / 月次

三陽商会が発表した1月度商況によると、1月は、プロパー、クリアランスセール共に好調な売れ行きで、中旬から冬物値下げの効果で好調に推移し、春物の出足も順調だった。

全社における1月の店頭販売額(前売)は、セールが前年比7%増、プロパーが4%増となり、合計で6%増となった。1月のクリアランスセールで、三陽商会はコートなどの防寒衣料を1月15日から開始したため、売り上げのピークを2回作ることができ、セール全体の売り上げを伸ばした。

紳士服ではスーツを中心としたビジネス関連商品の売り上げが昨年末から引き続き好調だったことに加え、ジャケットやパンツなども売り上げを伸ばした。婦人服ではコートやワンピースを中心に高単価商品が引き続き好調な販売状況となり、ブラウスやパンツなども売り上げを伸ばした。

春物の出足も順調で、紳士服では例年よりも早く春用のスーツが売れ始めている。消費増税を前に、比較的高価格帯の商品に対する購買意欲が高まっている。

婦人服では入学・卒業シーンに対応したマザーニーズ商材が好調に推移している。昨年からのトレンドアイテムであるスカートを中心としたコーディネートが主流となっており、ジャケットでは淡いブルーや薄いピンクベージュなどの春らしい明るい色目の商品が人気となっている点が特徴という。

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