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三陽商会/11月もコート需要伸びず、38%減

2015年12月04日 / 月次

三陽商会が発表した11月度商況によると、全社における店頭販売額(前売)は前年比38%減となった。

11月は例年よりも気温が高い日が続き、百貨店における衣料市場ではコート需要が伸びず、コートアイテムの売上が20%~30%減と大きく下回る店舗もあり、全体的にやや低調な売上状況となった。

冬シーズンにおいてコートが重要なアイテムとなる三陽商会では、市場動向の影響を大きく受けたことと、バーバリー終了後の新体制へ向けた事業の移行期である影響が出た。

紳士服ではスーツを中心としたビジネス関連商材が堅調な推移となり、婦人服では10月から引き続き、ニットを中心としたカバーアップアイテムや年末年始のお出かけ需要に対応できるワンピースなどが注目商材となった。

新ブランド「マッキントッシュ ロンドン」を除く既存の基幹3事業(マッキントッシュ事業、ポール・スチュアート事業、エポカ事業)では、婦人服のエポカが健闘したもの、5%減となった。

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