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三陽商会/5月の店頭販売額9%増

2015年06月08日 / 月次

三陽商会は6月8日、5月度商況を発表し、5月店頭販売額は前年比で9%増と好調だった。

ゴールデンウイーク商戦後も概ね堅調な売上を維持し、紳士服では、4月から引き続き「ポール・スチュアート」や「フランコ・プリンツィバリー」などを中心にスーツが販売数量前年比13%増。

気温の上昇に伴い、夏物カジュアル商材で清涼感のある麻混素材を用いたニットやカットソー、シャツ、パンツといった商材が支持を得て売上を伸ばした。

婦人服は、「マッキントッシュフィロソフィー」や「ポール・スチュアート」、「コトゥー」などでワンピースが販売数量前年比17%増と好調に推移し、特に半袖や七分袖でのフラワープリントやドットプリントを用いたエレガントタイプのものが人気だった。

今年の特徴として、ワンピースや七分丈パンツと合わせやすく、ボディーラインを覆うことが出来るロングカーディガンが人気となっている。

しかし、この時期としてはやや雨が少なかったことが要因となり、梅雨対策商材となるレインコートやレイングッズは稼動していない状況だった。

セレクトショップ事業部の「ラブレス」、「ギルドプライム」は、事業拡大政策に伴う新規店舗のオープンなどの要因もあり、店頭販売額(前売)は28%増と好調に推移した。

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