ファミマ/値下げシールを「涙目シール」変更で購入率改善、10ポイント向上の店も
2025年06月26日 14:47 / 経営
ファミリーマートは6月26日、消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品に使用する値下げシールを「涙目シール」に変更したところ、購入率がアップしたと発表した。
同社は今年3月から「涙目シール」を開始。4月に都内10店舗で行った効果検証では、4ポイントの購入率アップの効果が出ていた。店舗の中には10ポイント以上アップしたケースもあったという。
顧客からは「値下額だけのシールより買いやすい」という声も寄せられた。
ファミリーマートでは、環境の中長期目標「ファミマecoビジョン2050」を策定し、店舗における食品ロス削減に取り組んでいる。2025年度第1四半期(3~5月)の実績では、2018年対比33.1%削減の計画に対して、34.1%と計画を上回った。
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