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三陽商会/9月は秋物が好調に推移し、二桁増

2014年10月06日 / 月次

三陽商会が発表した9月度商況によると、全社における9月の店頭販売額は前年比10%増となった。

9月に入り、東京における平均気温は前年を2.0°下回る状況となり、降水量も9月前年対比で67%と穏やかで過ごしやすい気候を受け、衣料市場全体では百貨店を中心に前年を上回る推移となった。

アウター衣料が売上を大きく牽引し、販売商品単価が1割上昇した。

色目としては秋を感じさせる、ボルドー系やベージュ系、ネイビー系などが人気。

紳士服もほとんど全てのアイテムで前年売上を上回り、数量で、綿コート82%増、テーラードジャケット34%増、ニット31%増、ブルゾン18%増、スーツ10%増と伸びた。

婦人服も色や素材で秋を感じさせる商品が人気となって、綿コート33%増、ブルゾン30%増、ジャケット11%増、スカート13%増となった。

スカートを中心としたコーディネートが人気となっている反面、ワンピース、パンツの売上は鈍化している。

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