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J.フロントリテイリング/2月の連結売上は0.7%増

2015年03月16日 / 月次

J.フロントリテイリング(2014年2月期売上高:1兆1463億円)が発表した2月の連結売上は前年同月比0.7%増となった。

セグメント別では、百貨店業は1.6%増、パルコ事業は9.1%増、卸売業は10.7%減、クレジット事業は1.4%増、その他事業は15.8%増だった。

百貨店事業の売上高は、訪日外国人売上が前年の約4.4倍と大幅に増加して牽引したほか、婦人・紳士ともにスプリングコートが活発に動くなど、春物ファッションが堅調に推移し、バレンタイン商戦も好調に売上を伸ばしたことなどから、大丸松坂屋百貨店合計では対前年2.5%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計では1.6%増となった。

パルコ事業は、バレンタイン企画が奏功し、雑貨など関連商品が前年を上回って好調に推移したほか、春節期間中の訪日外国人客数が増加し、バッグ、化粧品などがよく動いたことに加え、訪日外国人による売上構成比が高い渋谷店や、新館開業効果が持続する福岡店などが大幅に伸長した。

卸売事業の大丸興業は、食品・リテール事業、電子デバイスなどが好調を持続したものの、包装資材が苦戦した。

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