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H2Oリテイリング／12月の連結売上9.4％減

2010年01月15日 ／ 月次

エイチ・ツー・オーリテイリング（2009年3月期売上高：5095億円）が1月15日に発表した営業概況によると、12月の連結合計売上高は前年同月比9.4％減だった。百貨店事業9.7％減、スーパーマーケット事業は2.8％増となった。

百貨店事業をみると、阪急阪神両本店では中旬以降、気温の冷え込みも後押しとなり、コートや防寒アイテムなど冬商材に動きが見られた。クリスマス商戦では、阪急うめだ本店で特選品の雑貨やジュエリーが好調に推移するとともに、阪神梅田本店でも改装により品ぞろえを強化したアクセサリーやクリスマスケーキの売上が伸びた。

阪急うめだ本店は一期棟の開業により売場面積は68％（イングス館を含む）に減少。売上高前年比は18％減と想定以上で推移した。阪神梅田本店は3％増だった。

スーパーマーケット事業をみると、食品スーパーのクリスマス・年末商戦では、客数は前年実績を確保したが、引き続き買上げ単価が伸びず、既存店の売上高は前年実績に届かなかったが、全店合計では新店効果もあり前年比3％増だった。

製造事業では阪急ベーカリーが「100円パンショップ」をグループ食品スーパー13店舗に出店し、各店ともに売上は順調に推移した。

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