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H2Oリテイリング/10月の売上8.3%減、スーパーは1.4%増

2009年11月18日 / 月次

エイチ・ツー・オーリテイリング(2009年3月期売上高:5095億円)が11月18日に発表した10月の営業概況によると、連結合計売上高は前年同月比8.3%減で、百貨店事業は9.7%減、スーパーマーケット事業は1.4%増となった。

百貨店事業をみると、阪急うめだ本店では特選品やスイーツが引き続き好調に推移したが、一期棟の売場面積減少の影響により、売上高は前年比24%減となった。阪神梅田本店は秋冬ファッションや食品を中心に正価商品の店頭売上が前年実績を上回ったが、前年強化したバーゲン実績の影響により、合計では1%減となった。

支店についても全般的に売上は苦戦し、既存店ベースでは16%減だったが、新店(西宮阪急、あまがさき阪神)の売上が加わったことで、全店合計では10%減にとどまった。

10月20日にグランドオープンした、あまがさき阪神は、生鮮を中心に食品が売上を牽引し、好調なスタートをきった。

スーパーマーケット事業をみると、食品スーパーでは既存店売上は前年実績に届かなかったが、チラシやTVスポットを使った集客施策を実施するとともに、阪急オアシス4店舗に、阪急ベーカリー100円パンショップを導入。新店の売上を加えた食品スーパー全店合計では3%増となった。

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