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H2Oリテイリング／7月の連結売上8.3％減、スーパーは2.2％増

2009年08月17日 ／ 月次

エイチ・ツー・オーリテイリング（2009年3月期売上高：5095億円）が8月17日に発表した7月の営業成績は、事業連結売上高が前年同月比8.3％減となった。

内訳は、百貨店事業9.5％減、スーパーマーケット事業2.2％増だった。

百貨店事業については、7月1日から全店でクリアランスセールを開始したが、10日まではファッションを中心に売上は伸び悩んだ。10日以降は再値下げや売りつくしセール第2弾の告知を強化。集客、売上ともに復調傾向が見られたが、前年実績には届かなかった。中元商戦ではネットでの受注が好調に推移する一方、店頭での受注は販売個数の減少が影響し伸び悩んだ。

スーパーマーケット事業では、7日に「高質食品専門館」として新たな取組みを企画する、「阪急オアシス千里中央店」がオープンした。従来よりも顧客との距離を近づけたことが好評で、売上は順調に推移している。食品スーパーの客単価は引き続き下がっているが、客数と点数は堅調に推移するとともに、新店が寄与したため2.2％増となった。

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