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H2Oリテイリング/11月は百貨店11.5%減、スーパーは2.7%増

2009年12月16日 / 月次

エイチ・ツー・オー リテイリング(2009年3月期売上高:5095億円)が12月15日に発表した営業概況によると、11月の連結合計売上高は前年同月比10.7%減となり、百貨店事業11.5%減、スーパーマーケット事業は2.7%増となった。

百貨店事業では、阪急うめだ本店の一期棟の開業により売場面積が減少し、新規導入ブランドが売上を牽引している特選品や、スイーツが好評な食料品の売上が好調だったものの23%減となった。

阪神梅田本店では、改装で強化したミドル&シニア・サイズの婦人服や服飾品が好調だったが、紳士服・スポーツなどが面積縮小で売上が減少、4%減で推移した。支店も含めた既存店ベースでは16%減だったが、西宮阪急、あまがさき阪神の新店の売上が加わり減少幅が縮小した。

スーパーマーケット事業では、食品スーパーの既存店2店舗の改装を実施したが、来客数と客単価が減少し、既存店売上は前年実績に届かなかった。新店の売上を加えた食品スーパーの全店合計売上高は3%増。製造事業ではグループ食品スーパー9店舗へ「100円パンショップ」を導入した阪急ベーカリーが好調だった。

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