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近鉄百貨店/上本町店、和歌山店を改装

2010年03月24日 / 店舗

近鉄百貨店は3月23日、上本町店、和歌山店の売場を改装し、第1期は和歌山店が3月26日、上本町店は4月29日で、第2期は上本町店が8月26日、和歌山店が9月9日にオープンする。

上本町店では、近畿日本鉄道が創業100周年事業として近鉄大阪上本町駅に今夏オープンする新ビル「上本町YUFURA」の開業に合わせ、各フロアで新規ブランドを導入し、自主売場を拡大する。

新歌舞伎座の来場者の取り込み、商圏内の潜在顧客の来店率、買上率の向上を図る。上本町YUFURAのショッピングゾーンのうち1~5階は近鉄百貨店が専門店を誘致し運営する。

第1期では5-6階の紳士服・紳士洋品売場の再構築とスポーツ売場の拡大を図り、自主売場「ザ・スーツプラス」の新規展開とスポーツゾーンを強化・拡大する。プーマ、アディダス、クレージュスポーツなどのブランドを導入するほか、子供用品売場を42㎡から67㎡に拡大する。

並行してミキハウスダブルBなどのブランドを導入する。第2期では、2階、3階、4階の婦人服売場で自主編集売場を再構築し、自主売場「スタイルセレクション」(66㎡)、「ミセスマート」(199㎡)を新設する。投資額は約4億2000万円、改装効果は約9億2600万円(初年間増収目標)を見込む。

和歌山店では、今春全面改装されるJR和歌山駅ビル「VIVO」(改装後の名称は和歌山MIO)のリニューアルによる商業環境の変化などに対応するため、婦人洋品売場、婦人服売場、紳士売場などで改装を実施。集客力と収益力の向上を図る。

第1期では、1階の化粧品とアクセサリー売場、2階のヤング婦人服売場などで新規ブランドやアイテムを導入。4階の紳士服売場で自主売場「ザ・スーツプラス」の新規展開、新規ブランド「ミラショーンスポーツ」の導入などを行う。第2期はDHCなど、ヤング婦人服売場に低価格志向に対応した化粧品ブランドを導入する。投資額は約9300万円、改装効果は約3億5800億円を見込む。

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