流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





すかいらーく/低価格どんぶり業態を本格展開

2011年06月27日 / 店舗

すかいらーくは低価格業態の「どんぶりガスト」を本格展開する。
4月に山梨県甲府市で既存のグラッチェガーデンズを業態転換する形で、1号店として「どんぶりガスト甲府アルプス通店」を出店した。
<どんぶりガスト甲府アルプス通店>20110627gasuto.jpg
年内には2号店を出店する計画で、2、3年のうちに全国で100店舗体制を目指す。
ロードサイド立地で24時間営業のドライブスルー併設型店舗を標準店とし、目標年商は8000万円。売上の約25%はドライブスルーが占める計画だ。
メニューの種類を4つのどんぶりのほか、定食、カレー、うどん各2つの合計10に集約。価格帯はどんぶりが並で税込280円から450円、定食は450円と590円、カレーは並で税込300円と400円、うどんは280円とした。
これまでの客単価は450円程度と想定どおりの実績。通常のガストの客単価は800円程度で、4割程度低い客単価となるが、客数を増加させ売上の確保を目指す。
1号店は既存店の業態転換のため、店舗面積45坪程度、客席数45席となったが、標準店は店舗面積が35坪から40坪程度で客席数30席程度を予定する。
通常のガストは30~40代の女性を主要顧客層とするが、どんぶりガストは20~30代の男性を主要顧客と想定する。
深夜の時間帯は1人体制での店舗運営を導入するなど、販売管理費の削減にも取り組み収益確保を目指す。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧