流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





東急/渋谷ヒカリエ、来年4月26日オープン

2011年11月28日 / 店舗

東京急行電鉄と東急百貨店は11月28日、2012年4月26日に開業する高層複合施設「渋谷ヒカリエ」をオープンし、東急百貨店がB3から5Fまで新しいコンセプトの商業施設「ShinQs」(シンクス)を開業すると発表した。
<セクションマップ>20111128tokyu.jpg
渋谷ヒカリエは、渋谷駅周辺開発事業で、オフィス、商業、劇場をはじめとする文化施設など、多様な機能を掛け合わせた渋谷の新しいランドマーク。
施設は地上34階地下4階建てで延床面積14万4176㎡、B3から8Fを商業フロアとし、このうちB3から5Fを商業施設「ShinQs」、6Fから7Fが飲食フロア(26店舗)、8Fはギャラリー「クリエイティブ8/(はち)」を設ける。
<ShinQsの店内イメージ>20111128tokyu2.jpg
この他、東急シアターオーブ(11Fから16F、2012年7月18日オープン)、ヒカリエホール(9Fから10F、2012年6月オープン)、オフィス(17Fから34F)となっている。
ShinQs(シンクス)は売場面積約1万6000㎡で、フード、ビューティー、ファッションなど約200の売場・ユニット数で構成する。
初年度売上目標が180億円で、初年度での営業黒字化を目指す。
フロア構成は、食料品がB3~B2、アパレル&ファッション雑貨が2F~4Fとなっている。
<渋谷ヒカリエ完成予想図>20111128tokyu1.jpg
なお、東急百貨店では従来とは異なるオペレーションを「ShinQsモデル」として確立し、新しいビジネスモデルを構築する。
売場の取引・運営形態を、自主運営、消化、賃貸を柔軟にミックスし、取引先に任せるところは任せて、東急百貨店で運営する売場は、徹底して売場づくりにこだわる、買いやすい「ShinQs」としてひとつに見える売場づくりを行う。
取引・運営形態に関わらず、各フロアでポイントカードが利用できるなど、一元化したサービスを提する。
複数のフロアに期間限定スペース(スパークメントステージ:仮称)を設け、売場の変化の創出と、新しい取引先・商材の発掘・育成を図る。
店頭は「顧客満足の最大化」、バックオフィスは「経費効率の最大化」を図り、グループ会社との「渋谷一体運営」により効率化を図る。
これらの取り組みにより、「ShinQs」発のローコスト&ハイパフォーマンス型の運営システムを確立し、将来的な多店舗化を視野に入れた、従来の百貨店よりも小型で効率的な店舗モデルを確立する。
■渋谷ヒカリエhttp://www.hikarie.jp/

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧