ルクア／3月期の売上は340億円、客数4060万人

2012年05月07日／店舗

JR西日本SC開発は5月7日、流通ニュースの取材に対して、昨年5月にオープンしたJR大阪駅のファッションビル「LUCUA（ルクア）」の2012年3月期の業績を明らかにした。

2011年5月4日の開業から3月末までの売上高は340億円、客数は4060万だった。開業当初の目標は売上高250億円、客数1900万人で、昨年10月の時点で客数は1900万人を突破し、売上目標を320億円に上方修正していた。

期末売上に4月の売上を足した開業1年の売上高は370億円、客数は4360万人だった。2013年3月期の売上高は340億円、客数は3600万人を見込んでいる。

「来期は開業時のような一時的な客数増がなく、秋の阪急うめだ本店の増床も考慮し、計画を策定した」（同社）。

目標を大幅に上回った要因としては、「大阪駅そのものがリニューアルしたことで、地方客のほか、市内のお客が増加した。定番大型ブランドに加え、テナントの6割を大阪初の店舗とすることで、真新しさと定番のバランスが取れたこと」があるという。

地下1階～地上10階までの11フロアのうち、2階～5階、7階の5フロアをレディス・メンズの共通フロアとしたことも功を奏した。

「レディスとメンズのショップが併設することで、デートの時の買物に使いやすいという声もあり、時間消費型の商業施設となっている」という。

関連記事