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西武池袋/10日早く中元ギフトセンター開設、5%増目標

2014年05月20日 / トピックス商品店舗

西武池袋本店は5月20日、別館2階西武ギャラリーに「お中元ギフトプレセンター」をオープンした。

<オープニングイベント>
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昨年より10日早くスタートした。取扱アイテムは約1600アイテム、売上目標は5%増を計画する。

<中元ギフトセンター>
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開店前の店内で開かれたオープニングイベントで、加藤弘ギフトセンター長は、「消費税増税後も贈り物の値段は下げないというお客さまが多い。4月以降も食品は堅調に推移しており、この流れをお中元に取り込みたい。良いものを早く買いたいというニーズもあり、例年よりも早くギフトセンターをスタートした」とあいさつした。

<今年のテーマを解説する加藤センター長>
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お中元では、JAPANをテーマに、質の高い価値のあるもの、昨年にはない新しいもの、他社にはない限定品、を強化。センターでは試食を多用し、実際に商品の味わいを伝える工夫をした。

<各所で試食を実施>
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プレオープン後は、5月29日から7月22日まで、本館7階にギフトセンターを開設。西武が27年前に開発した産直ギフト「ごっつお便」が選んだお取り寄せギフトの有料試食ができるフードコートを6月4日までの一週間展開する。

<試食コーナーを設置>
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有料試食は約15種類を予定しており、324円から540円で、実際に商品を試食することができる。本来のお中元需要は減少傾向にあるが、自家需要や自分の家庭向けの需要、パーソナルギフトといった需要は拡大している。試食を通じて、お客の納得感を高めて、商品を訴求していきたいという。

無印良品が入館する別館にプレギフトセンターを設置するのは、昨年のお歳暮に続き、2回目の取り組み。西武百貨店よりも、より若年層の利用が多い別館のお客を取り込むことができ、お歳暮商戦では6%増の売上目標を達成したという。

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