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DNP/スマホを活用した電子書籍の自販機を発表

2015年07月03日 / トピックス店舗

大日本印刷(DNP)とミライトは7月2日、公衆Wi-Fi機能付きデジタル情報スタンド「PONTANA(ぽん棚)」上で、電子書籍を気軽に閲覧・購入ができる書店「honto.jp(ホントドットジェーピー)」のサービスを2015年内に開始すると発表した。

<PONTANA上で本を選ぶ様子>
PONTANA上で本を選ぶ様子

Wi-Fiエリア内に設置されたタッチ式大型デジタルサイネージに、「書店の本棚」のように電子書籍の表紙が陳列表示される。

生活者が電子書籍の表紙画像にタッチすると、専用のビューワアプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末に、選択した電子書籍のデータがダウンロードされ、電子書籍の一部を立ち読みすることができる。

<タッチした本を手元のスマートフォンにダウンロード>
タッチした本を手元のスマートフォンにダウンロード

立ち読みした電子書籍は、「honto.jp」から購入することも可能。この仕組みにより、一般の書店と同じように、誰でも気軽に「本棚から本を取るように」リアルな空間で、電子書籍の立ち読みや購入ができるようになる。

Wi-Fi設置オーナーに対しては、電子書籍売上のアフィリエイトなど新たな収益源化を実現する。両社は、2015年内に本サービスの提供を開始し、2020年度までに全国5万か所への「PONTANA(ぽん棚)」の設置を目指す。

DNPが電子書店やリアル書店で培ったノウハウを活用し、Wi-Fiの設置場所や利用者の特性に応じた電子書籍の品そろえ、陳列方法を提案して、Wi-Fiエリア毎に最適な本を提供するという。

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