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食べログ/2015年の外食トレンドを発表

2015年12月03日 / トピックス商品店舗

「食べログ」は12月3日、2015年の外食シーンにおいて話題となったメニューやトレンドに関するアンケート調査結果を発表した。

注目度を見てみると「熟成肉」(52%)、近年テーマに広がりが見られる「グルメフェス」(35%)、立ち食いステーキや焼肉など新たなスタイルのお店が話題になった「立ち食い店」(33%)への注目度が他の項目に比べて高く、今年の三大注目トレンドとなった。

性年代別で見ると「熟成肉」は男女幅広い世代から、「グルメフェス」は20~30代女性、「立ち食い店」は30代以上の男性から注目されていた。

気になるトレンドでも、肉に関するワードが目立った。今年も新店が続々オープンした「熟成肉」が、昨年調査に引き続き認知率(71%)、注目度(52%)ともにトップに立った。

そのほかの気になるトレンドを聞いたフリーアンサーにおいても「肉バル」「肉専門店」「肉フェス」といった肉に関するワードが多く見られ、熟成肉をはじめとした肉ブームは、来年以降も続くものと考える。

今年体験したもののトップは「レストランのインターネット予約」(35%)。女性では特に体験率が高く、45%が体験したと回答した。

特に「グルメフェス」「かき氷」「ジャーサラダ・ドリンク」「エスニックブーム」などは女性の割合が非常に多く、主に女性が牽引するトレンドであることが分かった。逆に、男性では「立ち食い」「ちょい飲み」「日本酒」などが女性よりも特に多い結果となった。

これから体験してみたいトレンドのトップは、ここでも「熟成肉」。次いで「グルメフェス」。認知・注目・経験が高かったことに加え、今後の体験意欲も強いことが分かった。

「タコベル」「シェイクシャック」などが相次いで上陸して今年も話題になった「海外の人気外食専門店」や「サードウェーブコーヒー」、「新感覚スイーツ」などは、体験した人は少なめだったものの、メディアなどで目にする機会が多いことから、今後体験してみたい人は多い結果になった。

調査は11月12日~16日、食べログ会員を対象に実施。回答者人数は、9734人で、男女比率は、男性61.5%、女性38.5%だった。

■調査結果詳細・グラフ
http://corporate.kakaku.com/wordpress/wp-content/uploads/2015/12/20151202.pdf

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