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ウォルマート/国際部門の新CEOにダグ・マクミランが就任

2009年01月12日 / 海外経営

ウォルマート・ストアーズ・インク(以下:ウォルマート)は1月7日、サムズ・クラブ部門の社長兼CEO(最高経営責任者)を務めるダグ・マクミラン(42)が、新たに同社の国際部門(米国外の全事業を統括)であり二番目に大きな事業部門である「ウォルマート・インターナショナル」の社長兼CEO(最高経営責任者)に就任すると発表した。

ウォルマートでは、マイク・デューク現副会長がリー・スコットの後任として同社全体の社長兼CEOに就任する予定で、マクミランは、デューク新社長兼CEOの下で、国際部門の最高責任者として業務にあたる(2月1日就任予定)。

ダグ・マクミランは、「今後の私の仕事は、世界中のお客様に向けて、当社の使命である『セーブ・マネー、リブ・ベター(お客様に低価格で価値あるお買い物を提供することで、豊かな生活の実現をサポートする)』を実践していくチームを率いること。大きなポテンシャルとニーズを有する分野であり、期待に胸が躍ると共に、身の引き締まる思いが致します。我々の戦略の核心には、徹底した計画の実行、グローバルな規模の最大活用、全世界での低価格へのコミットメント、アソシエイトへの献身などの要素があり、これらが当社の更なる発展に大いに寄与するものと確信している」と抱負を語っている。

マクミランは、米アーカンソー大学で経営管理学士号を取得し、さらに、米タルサ大学で経営管理
修士(MBA)の学位を取得した。マクミランは、現在、アーカンソー州ベントンビルで、妻と
二人の息子と暮らし。

ウォルマートの国際部門(ウォルマート・インターナショナル)は、ウォルマート全体の売上高の約25%を占め、2009年1月期第43週(11月28日迄)までの年度内累計で、同部門の売上高は806億ドル余りにのぼり、50余の店舗ブランドの下でおよそ3,300店を運営している。

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