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ケンコーコム／薬事法改正省令公布でコメント発表

2009年05月29日 ／ 経営

ケンコーコムは5月29日、厚生労働省が公布した薬事法施行規則等の一部を改正する省令（2009年厚生労働省令第10号）の一部を改正する省令」（厚生労働省令114）の公布に際し、「誠に遺憾」とのコメントを発表した。

ケンコーコムは、第3類以外の医薬品のインターネットを含む郵便等販売を禁止すると定めた内容に反対し、厚生労働省に設置された「医薬品新販売制度の円滑施行に関する検討会」でそれを是正するべきであると強く主張してきた。

この自社の活動を踏まえた上で「にもかかわらず、それが容れられず、改正省令の施行日である6月1日を迎えることは、誠に遺憾」とした。改正省令については、ケンコーコムは先日厚生労働省を違憲・違法な省令であるとし、医薬品ネット販売の権利の確認と改正省令の無効確認・取消しを求めて東京地裁に提訴。

「改正省令は本来違憲無効であり、医薬品ネット販売については継続する権利がある」と主張している。

しかし、公布を間近に控えて、「この改正省令は無効であり、法的に従う義務はないもののやむなく、当面この改正省令に従う」とした。また再改正省令の経過措置に基づき、6月1日から経過措置に定められた2年間、離島や継続購入するユーザーに引き続き第2類医薬品のインターネット販売を継続する。

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