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三越伊勢丹／ 経営戦略本部関連事業など組織改正

2009年03月02日 ／ 経営

三越伊勢丹ホールディングス（HDS）は2月28日、4月1日付付けで組織改正を実施すると発表した。

2011年度三越・伊勢丹両事業会社統合に先駆けて、2009年度から三越・伊勢丹両事業会社の持つ本社機能を段階的にHDSへ集約し、「意思決定のスピードアップ」「生産性の向上」「統合業務の推進強化」を図れる体制に再編を行うのが目的。

HDS内の主な改正内容としては、経営戦略本部関連事業部など4点。まず、三越・伊勢丹両事業会社の関連事業部の機能をHDS経営戦略本部「関連事業部」に集約し、部内を「国内事業グループ」と「海外事業グループ」に再編する。管理本部 総務部については、三越・伊勢丹両事業会社の秘書機能をHDS管理本部総務部「秘書グループ」に、広報機能を同「コーポレートコミュニケーショングループ」に移管・集約する。三越・伊勢丹両事業会社の管財（賃料管理・固定資産管理）機能をHDS管理本部業務部「施設管財グループ」に移管・集約する。

また、4月1日付で新設する物流子会社「㈱三越伊勢丹ビジネス・サポート」を所管する。管理本部内に経理部を新設し、従来のHDS管理本部業務部財務経理グループの機能と三越・伊勢丹両事業会社の税務業務をのぞく経理機能全般を移管・集約する。また、経理部の中を「財務経理グループ」、「三越経理グループ」、「伊勢丹経理グループ」に再編する。

HDS組織改正に伴う、三越・伊勢丹の本社機能の組織改正については、HDSへの本社機能の移管・集約に伴い、三越・伊勢丹両事業会社の本社を「総合企画部」、「人事部」、「総務部」に再編し、両事業会社の「経理部」、「関連事業部」と三越「総務室」、「管財部」を廃止する。

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