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松屋/営業体制の抜本的見直し

2010年02月22日 / 経営

松屋は2月22日、組織改定(3月1日付)を発表した。
 
収益力強化を目的とした営業体制の抜本的な見直しとして、銀座本店を中心とした体制の確立、浅草店の単店舗黒字化体制の確立、外販営業の効率化と優良顧客への密着度向上、後方部門の業務効率化を図るために組織改定を行う。

浅草支店の営業体制見直しにともない、浅草支店を浅草店と改め、銀座本店の下に移設し、本店との連携強化により単店舗黒字化を目指す。浅草店でまかなえない業務は必要に応じ本店、後方部門が支援を行う。
 
店舗オペレーションを担う本店総務部、業務推進部の機能が円滑化したことから、販売サービス担当次長と業務推進担当次長を統合し、店舗運営担当次長とする。
 
外販とお得意様営業の外商顧客を深耕・拡大し、一人当たり収益の向上を図り、本店の利益を最大化するために、外販事業部を銀座本店に統合。外販事業部を廃止する。本店長の下に外販担当次長を新設し、同次長は外販営業部、お得意様営業部を担当する。
 
リビング売場の集約化にともなう販売管理体制の強化のため、リビング部と美術・呉服部を統合し、リビング・美術・呉服部に改める。
 
銀座本店を中心とした体制の確立の一環として、販売促進部を新設。営業企画、販売促進、宣伝装飾、文化催事に加え、従来は各店・外販事業部で行っていた予算・計数管理の業務を行う。従来、別組織だった営業スタッフを本店の下に一元化することにより、店頭との連携の緊密化、業務の迅速化・効率化を図り、販売促進・宣伝効果の最大化を目指す。浅草店の販売促進・宣伝政策の支援も行う。
 
浅草支店の営業体制の見直しにともないMD担当次長、店舗運営担当次長を廃止する。
 
営業一部と営業二部を統合し営業部とする。商品仕入、催事の企画・立案については、本店のMD課が担当する。
 
事業活動における温室効果ガス削減などの環境保全について、自主的、積極的に取り組んでいくため、環境委員会を新設する。販売促進部の新設にともない営業企画部を廃止する。

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