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ファミリーマート/50~65歳の客数構成比を2倍に

2010年09月14日 / トピックス経営

ファミリーマートは9月14日、50~65歳の世代をターゲットとした商品やサービスを開発するために「おとなコンビニ研究所」を発足させた。

<研究所の発足を発表する上田社長と残間所長>
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上田準二社長は「これまで20代、30代の若年層が客層の中心で、40代の男性を加えると約80%が50代以下の客層となっている。残りの20%が中高生や50代以上の方だ。50代から65歳までの客数構成比は11%となっているが、研究所を設立することで、将来的には20%に高めたい」と語った。

研究所の所長には、新しい大人のためのネットワーク「club willbe(クラブ・ウィルビー)」の代表を務める残間里江子さんが就任し、上田社長が顧問を務める。

岩崎浩総合企画部マーケティング室長を主任研究員とし、総合企画部、商品本部、社会・環境推進部、オペレーション本部などの社員が研究員を務める。コラムニストの泉麻人さん、スポーツプロデューサーの三屋裕子さんが客員研究員となる。

クラブ・ウィルビーの会員約8000人をはじめ、意識調査を実施し研究員の知見と販売データなどをかけあわせ、「おとなコンビニ研究所レポート」として定期的に発信するという。

主な研究テーマは商品開発、サービス開発、社会貢献。第1弾として9月21日から、クラブ・ウィルビーとの共同開発商品として弁当など3種類を発売する。2011年1月までにパスタ、サラダ、おむすびなど10品目を発売する予定だ。

研究所では、大人が楽しめるイベントや社会活動、地域ネットワークのシステム構築など、ファミリーマートのインフラを活用した豊かな生活を実現するための研究もするという。

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