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ライフ/6月以降、既存店客数・売上が回復し増収増益

2010年10月06日 / 決算経営

ライフコーポレーションの岩崎高治社長は10月6日、このほど発表した2011年第2四半期業績予想が増収増益となった要因について「6月以降、客数が前年を超え、既存店売上も前年を越えたことが一番の増収要因」と解説した。

<岩崎高治社長>

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同日、東京都荒川区に開店した「ライフ南千住店」で開かれた会見で明らかにした。

増益要因として販管費で大きな比重を占める人件費は前年を越えたももの、売上高も増加したため販売管理費の増加分を吸収した。

近畿圏と首都圏で一部の商品で仕入れの一本化を行い仕入れと取引先を見直た効果もあり、粗利で0.2ポイント程度の改善があった。

販促費は昨年よりも多かったが、店舗を中心とした水道光熱費の削減が進んだという。

引き続き、削減する費用と戦略的に使用する経費のメリハリを明確にする方針だ。

「販促について近畿圏ではTVCM、首都圏ではチラシとポイントカードというようにエリアによってやり方を変えている。物流改革の一環でプロセスセンター(PC)機能を強化し、店舗の作業をPCへ振り分けている。精肉では豚・鶏商品はセンター供給、牛は店内加工という体制だ。

惣菜も工場を拡張している。アウトパック商品を活用することで出てきた人時を使って、店内加工で差別化商品を作り、店舗の競争力を高めたい」と下期以降の営業政策を説明した。

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