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パルコ/3~8月は営業利益4.3%減

2010年10月06日 / 決算

パルコが10月6日に発表した2011年2月期第2四半期業績によると、売上高は1287億8000万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は45億5400万円(4.3%減)、経常利益43億3300万円(7.6%減)、当期利益21億1600万円(3.9%減)となった。

ショッピングセンター事業の売上高は1203億8900万円(前年同期比では小数点一位以上は増減なし)、営業利益は41億9700万円(8.0%減)となった。3月に新規オープンした福岡パルコの貢献により、店舗売上高合計は前年同期を上回った。

福岡パルコは、衣料品の比率を抑え、身の回り・ビューティー・雑貨・食品・飲食等を拡充し、新業態やエリア初出店テナントを多数導入して、幅広い客層に対応したことで、売上高・客数ともに計画を大きく上回った。

既存店舗の売上高合計は前年同期を下回ったが、前中期経営計画中に新規オープンした静岡パルコ、浦和パルコ、仙台パルコの3店舗は、商圏浸透に向けた新規テナント導入や地域のニーズを捉えた営業企画が奏功し、売上高・客数ともに前年同期を上回った。

専門店事業の売上高は75億1200万円(9.1%減)、営業利益は1億4900万円(42.3%増)となった。前年同期の売上高・営業利益には連結子会社だったパームガーデンの実績(売上高9億5200万円、営業損失1500万円)を含んでいる。同社は調布パルコ、NosVosbyPARCO(ノボ・バイ・パルコ)で展開していた直営店舗事業から2月に撤退した。

通期業績は、売上高2640億円、営業利益87億円、経常利益83億円、当期利益42億円の見通し。

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