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ローソン/郊外はマツモトキヨシと都市部はクオールと連携

2010年10月13日 / 店舗経営

ローソンの新浪剛史社長は10月12日の決算会見で「ドラッグストアとの連携は相互に送客できるメリットがある。相互送客を生かす品揃えについてマツモトキヨシ、クオールと検討を重ねている」と述べた。

クオールは都市部の小型店、マツモトキヨシは郊外の大型店での展開で店舗規模が違い、顧客の利用形態が異なるという。

クオールはナチュラルローソンをベースに調剤薬局を入れて展開。「クオールの店舗は土日も含めて、平均日販が上がっている。すでに1日約40枚の処方箋があり、50枚、いずれは100枚の処方箋も視野に入っており十分に採算があう」(同氏)としている。

クオールは年度内に二ケタにしたいが、来年度に向けては100店舗を視野に入れいるが、今期は立地による検証をする計画だ。

マツモトキヨシは郊外のマツモトキヨシの大型店舗へローソンストア100を導入する形態で展開しているが、「浦安の実験店舗の実績が好調なため急拡大をする計画で、マツモトキヨシとの間で具体的な検討を開始している」(同氏)という。

なお、ローソンの登録販売者については、マツモトキヨシの指導を受け受験体制を整えており、当初100名程度の人員を育成して、この人員を核に全国で医薬品取り扱いを拡大する計画だ。

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