ローソン/ナチュラルローソン10周年で美と健康のコンセプト強化
2011年07月28日 / 経営
ローソンは7月26日、ナチュラルローソン10周年の「感謝の夕べ」を開いた。玉塚元一副社長執行役員COO兼CVSグループCEOは「これまでの10周年で作り上げた事業の骨格を生かし、次の10年間の成長戦略を描く」と挨拶した。
<玉塚元一副社長>
ナチュラルローソンは2001年7月に1号店を開店、「美と健康」をテーマにした新しい業態として誕生した。当初は直営店での展開で、現在では調剤薬局のクオールと業務提携しFC店舗も展開する。
玉塚氏は「ナチュラルローソンは店舗という側面だけでなく、ローソン全体の商品開発を担う研究開発機能も担っている。ナチュラルローソンで開発した商品やコンセプトをレギュラー業態でも生かしたい」と述べた。
<ナチュラルローソンの独自商品>
今後の成長の方向性として、「美と健康」をコンセプトとした弁当などをローソンで展開。ナチュラルローソン限定のこだわりの商品をEコマースで販売し、調剤併設店舗やヘルスケア商材の強化を掲げる。
店内調理で提供している焼きたてパンや挽きたてコーヒーは一部のレギュラー店舗でも導入が進んでおり、今後も導入店舗を拡大する予定だ
出店戦略について玉塚氏は「美と健康のコンセプトを生かし、都心立地で展開するブランド戦略を生かしながら、FC展開も拡大する」と述べた。
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