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ローソン/生鮮コンビニのFC化と生鮮強化型店舗を強化

2010年10月15日 / 経営

ローソンの新浪剛史社長は10月12日に開かれた決算会見で、「生鮮コンビニのローソンストア100は1000店舗体制が整ったので、フランチャイズ化を進め現在52店舗のフランチャイズ店舗を通期で150店舗程度までFC化したい」と述べた。

ローソンストア100は、九州の福岡に3店舗を出店しているが、「大きな政令指定都市ではニーズがあるので、大都市部での出店を強化する」(同氏)方針だ。

通常のローソンの出店コストは約6000万円だが、ローソンストア100の出店コストは約2500万円。「ローソンストア100は什器も安く、家賃が安く、駐車場もないため安いコストで出店ができる」(同氏)という。

既存のローソンについても、通期で1000店舗を目標に生鮮強化型のハイブリッド店舗へ改装していく計画だ。

生鮮強化型の改装費用は200万円~300万円で、「店舗の看板を変えなくとも野菜が売れることが分かっており、販売する野菜の質を上げて行きたい」という。

「野菜の供給についてはローソンファームからの供給がはじまっているが品質が高く好調だ。ローソンファームはまだ1つの農業法人しかないが、これを全国に作っていきたい」(同氏)という。

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