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バロー/5年間でSM80店舗、ドラッグ100店舗を出店

2010年11月12日 / 店舗経営

バローは今後5年間で、中部地区全域でスーパーマーケット80店舗、ドラッグストア100店舗を出店する。
<田代正美社長>20101111valor.JPG
田代正美社長は11月11日、都内で開かれた決算説明会で「これからの競争では規模拡大、製造小売、現場力の3つの歯車が噛み合うことが必要だ中部地区だけでもかなりの出店余地があり、積極的に出店を継続する」と述べた。
出店資金は営業キャッシュフローの範囲内で賄う計画で、2010年4月~10月までに13店舗のスーパーマーケットを出店、年内に3店舗のスーパーマーケットを出店。来期も20店舗の出店を計画している。
基本的な出店地域は、岐阜、愛知、静岡、三重の中京地区を中心に、滋賀、石川、富山、長野、新潟でも出店をする。
出店に伴い、4月に静岡県焼津市に焼津物流センター、9月に愛知県一宮市に一宮物流センターを新設した。「出店数が増加するば、物流センターの稼働率も向上し、利益率が改善する」としている。
収益モデルとしては、商品売買差益の荒利で25%、経費率21%を想定。「既存店と新店では、荒利で6%程度の違いがあり、初年度は価格訴求で損益分岐点の売上を早期に確保し、2年目から荒利を3%程度改善して収益を安定させる」としている。
今期の新店は売上計画に対して80%~120%で推移しており、ほぼ計画を達成しているという。

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