流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





J.フロントリテイリング/「PLAZA」の持株会社を40.5%取得

2011年02月25日 / 経営

J.フロントリテイリングは2月25日、雑貨店「PLAZA」や飲食店「マキシム・ド・パリ」などの持株会社スタイリングライフ・ホールディングス(SLH社)の株式を40.5%取得し、持分法適用関連会社にすると発表した。
J.フロントグループにない長所を持つ企業との連携を深めることで、売場編集力の向上や若年顧客層の拡大などを通じ、主力の百貨店事業の競争力強化を図り、新しく有力な事業を加えることでグループ全体としての成長力を向上する計画だ。
SLH社は、PLAZAブランドで若い女性層に支持される雑貨小売業をはじめ、化粧品の製造販売業、通信販売業、飲食・菓子製造販売業の4つの事業を展開し、J.フロントグループの店舗にも出店している。
J.フロントリテイリングは、ソニー(持分比率22.5%)、三井物産(15%)、千趣会(3%)の3社から株式を取得。今後、SLH社の親会社である東京放送ホールディングス(51%)と協力して、SLH社の企業価値向上に取り組む計画だ。
SLH社の2010年3月期の売上高は736億1300万円、営業利益10億7600万円、経常利益10億1800万円、当期利益1億8800万円。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧