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アスクル/震災による影響を公表

2011年03月23日 / 経営

アスクルは、東日本大震災による各地の対応状況を公表した。

東京都内と神奈川県の物流センターが復旧し、通常稼動が開始し、インターネットとFAXによる注文を再開している。

注文が殺到しているため、品切れや出荷遅延が多数発生し、商品調達や庫内運用を強化し、一日も早く正常化できるよう全力を尽くしている。

東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県では通常より、多くの注文に対して、ガソリン不足などによ
り商品の届けが遅れており、正常化に向けて、物流センターをフル稼働している。

3月22日午後6時までの注文分は、3月24日をめどに届ける予定。

東京エリアでは、大量の注文に対応するため、大田区、品川区、目黒区を除く東京23区は佐川急便に切り替えており、3区以外は当日配送ができなくなっている。

群馬県、栃木県、新潟県は、大阪物流センターに出荷を切り替えて届けているが、場合によっては
届けに数日かかる可能性がある。

青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県、茨城県では、震災により仙台物流センターが被災した関係で、商品を届けられない状況で、現在、全力を挙げて準備中。

北海道は、午後6時までの注文分は、翌々日配送で届けている。通常、仙台物流センターより配送しているが、大阪物流センターより船便で届けている関係で、一部の注文で配達が遅れている。

問い合わせセンターは、全国に3か所の内、東京、仙台の拠点が被害を受けたため、通常時の30%程度の座席数で運営しているが、被害を受けた拠点の整備を進めているが、完全復旧には、しばらく時間を要するとしている。

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