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ヨークベニマル/営業休止店は15店に縮小

2011年04月01日 / 店舗経営

ヨークベニマルの店舗の復旧が進んでいる。4月1日現在、170店中155店が営業を実施。営業休止店舗は15店舗に縮小した。
同社は東日本大震災で大きな被害を受け、3月14日時点では、87店舗が営業を休止していた。
現在も営業を休止しているのは、福島県いわき市内の4店、茨城県内の1店、福島県郡山市内の1店、宮城県内の3店、福島原発の避難地域6店となった。
被害が甚大で営業の見通しが立たないのは、湊鹿妻店(石巻市)、中浦店(石巻市)、塩釜店(塩釜市)の3店舗と原発避難地区の店舗という。建物が大きな被害を受けた大街道店(石巻市)は店頭を活用した販売を再開する。
震災に対応して、仙台市内に専務執行役員を本部長とする災害復旧本部を立ち上げた。また、親会社のセブン&アイホールディングスとの連携を迅速にするため、大高善興社長が栃木県宇都宮市の御幸ヶ原店に入っている。
副社長や商品部など本社の主要部門は郡山市に留まり、商品供給の安定化を目指している。
4月1日には、郡山市内のヨークベニマル横塚店の店頭で、福島県知事と郡山市長による福島県産の農産物のPRを実施。福島県の農産物の販売促進の取り組みを強化している。

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