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CFSコーポレーション/3年間で180店舗出店

2011年04月05日 / 経営

CFSコーポレーション(以下:CFS)は4月5日、2013年度を最終年度とする中期3か年経営計画(2012年2月期~2014年2月期)の策定を発表した。
CFSは昨年8月21日にスーパーマーケット事業を分社し、ドラッグストア事業とその関連事業に特化する体制を整えた。経営計画により、イオングループH&BC事業の中核会社として、同グループの経営資源を活用することにより、専門性の高いドラッグストアを創造する。
また、既存のドミナントエリアの深耕と拡大、新たな地域・業態への取組・展開を通じ、収益基盤の強化と更なる成長・発展を図るものだ。
経営計画の基本方針は、イオングループの中期経営計画に連動し、「人口の都市シフト」、「人口のシニアシフト」に対応した事業展開を強めるとともに、「経済のアジアシフト」への展開も視野に、新しい成長機会の獲得を目指す。
さらに、ドラッグストア事業とその関連事業において、収益力の強化と規模と質の両面での更なる成長を図り、「ハックドラッグ」ブランドの強化、美と健康にかかる事業領域の拡大、地域医療への貢献を図るとしている。
経営計画の骨子は、基本方針を達成するため、人財の育成と働きがいのある職場作り、そして構造改革の継続を通じ、下記の施策に重点的に取り組む。また、アジアへの出店も視野においてその準備を進める。
重点施策としては、既存エリアにおける収益力の強化、エリアドミナントの深耕、新規エリアへの展開と新業態店舗の本格出店、構造改革の継続推進などを挙げている。
出店・改装計画では、2013年度までの3年間の新規出店計画は、全体で180店舗とし、首都圏を含む既存エリアで80店舗、中部エリア(東海3県)で50店舗、新業態店舗「れこっず」で50店舗とする。また、都市型店舗、郊外型店舗への転換、調剤併設化等へ向けた改装に積極的に取り組む。
数値目標では、2011年2月期の売上高1219億7100万円、営業利益22億3800万円、経常利益22億8200万円、当期利益12億900万円を、2014年2月期には、売上高1340億円、営業利益31億6000万円、経常利益33億円、当期利益16億円を目標としている。

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