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あらた/2014年3月期の売上高6500億円

2011年05月26日 / 経営

あらたは5月25日、2012年3月期を初年度とする中期経営計画を発表した。2014年3月期において、2011年3月期に対し売上高は8%成長となる6500億円、経常利益は倍増の80億円を目指す。
グループの中期ビジョンである「次世代型卸商社の実現」を引き続き追及することを基本方針とした。
「次世代型卸商社」とは、生産から消費までの流通全体を視野に入れて最適化することを目的としており、各地域の特性や消費行動に応じた地域密着型の中間流通サービス事業を目指す。
電通リテールマーケティングが保有するCRMソフト「クリックナレッジ」をベースとした営業支援ツール導入により提案力のさらなる向上を図るとともに、メディアや日用雑貨以外の卸売事業会社との提携を活かした取り組みを引き続き強化する。
営業提案・物流のノウハウを活用した店頭管理支援や仕入先様の営業代行といったサービス事業の拡充に向け、現在は西日本を中心としているインストアマーケティングを東日本にも展開する。
グループが保有する経営資源の連携により需要の掘り起こしを図る。北海道・関東を中心に展開する「ファッションあらた」と自社の営業・物流インフラを活用した全国展開やペット用品の総合卸という「ジャペル」の強みを活かしたペット関連売場の提案先拡大により、取引先の業績向上への貢献を高める。
日本アクセス、アルフレッサホールディングスグループとの業務提携を活かし、アジアの新興国においても中間流通機能を提供できる体制を整える。

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