帝国データバンクは8月22日、全国未上場スーパーの売上高動向調査を発表した。
調査によると、未上場スーパーで売上高トップは、イオン系列のイオンリテール、2位はセブン&アイ・ホールディングス系列のイトーヨーカ堂。3位にはセブン&アイ・ホールディングス系列のヨークベニマルが入った。しかし、上位2社は2年連続で減収が続いた。
売上高200億円以上の全国未上場スーパーは120社。120社の2010年度の売上高総額は10兆1901億6500万円と、2009年度の10兆2577億4600万円に対して0.66%減少した。
震災後の買いだめによる特需は限定的で、2011年1月~7月のスーパー倒産件数は39件と、8.3%増で推移。負債総額は127億2100万円と50.0%減となり、倒産の小規模化が目立つ結果となった。
4位は、ベイシア(前橋市)で2771億1000万円(1.06%増)。5位は万代(東大阪市)で2545億5600万円(4.45%増)。6位はサミット(杉並区)で売上高2314億5400万円(2.3%増)。
7位は、オーケー(大田区)で売上高2306億5200万円(6.9%増)。8位は、東急ストアで2280億4700万円(2.84%減)。9位は、マルナカ(高松市)で売上高2068億2200万円(0.91%増)。10位は、三和(相模原市)となった。
なお、全国に370店舗を展開するウォールマート系の合同会社西友(北区)も売上高上位に入ると予想されるが、業績面での対外公表が得られないため、調査から除外した。
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